読み方:しじょうりすくぷれみあむ
市場リスクプレミアムとは、市場の収益率と国債利回りとの差分である。
市場の収益率とは、投資家が市場全体に投資したときに期待する利回りである。市場全体が活性化し、リスク志向になると市場の収益率は上昇する。社会が沈滞して、人々が安全志向になると市場の収益率は下降する。
国債利回りが引き合いに出されるのは、国債が安全資産だと考えられているから。つまり、国債は無リスク資産の代表選手である。
1900年以降の米国の市場リスクプレミアムの平均は、年率7.6%であった。日本のそれは3-7%と言われる。
あなたの週末起業にも、期待する収益率があるだろう。もし、あなたが年率7%成長を望むとする。国債利回りが1.3%ならば、あなたの週末起業リスクプレミアムは、7.0-1.3=5.7%。
数字が大きいほど優れているとは限らない。あなたが高い収益性を望むということは、それだけ高いリスクを背負っているということ。リスク管理が下手な人は、いくら願望が高くても夢は叶えられないのである。
リスクプレミアムは、投資家の視点から週末起業を分析する一つの材料を与えてくれる。
前出の週末起業を実現するために、金融機関から年率6%の利息で事業資金を借りようとする。ところが、この利息では、せっかくのリスクプレミアムが全て吹っ飛んでしまう。
懸命な投資家なら、こんな週末起業に資金を投下するくらいなら、安全な国債を買った方が得だという結論に至る。
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