共創とは【co‐creation】

■ 共創とは【co‐creation】
読み方:きょうそう

共創とは、商品やサービスの開発プロセスにより多くの顧客を巻き込み、よりよいモノを作り出そうとする試み。

世界中のボランティアが参画したLinux開発が共創の代表例。化粧品や食品、嗜好性の高い商品開発の過程で共創は生まれやすい。

モノ不足が深刻な高度成長期には、企業が一方的に商品を提供しても、飛ぶように売れたそうだ。だが、SNSやケータイなど双方向のメディアが発達した現代では、どんなに大規模なマーケティング調査をしたってヒット商品は生み出せない。

商品企画の段階から、顧客の声を反映できる仕組みが望ましい。考え方を更に進めて、顧客を商品企画に直接関与させてしまう。特に、それ自体で差別化が難しい製品・サービスを開発する場合、共創は有効な戦略である。

ただし、何もないゼロの状態からの共創は難しい。企業が自社の顧客に「何が欲しいか?」と聞いたところで、満足いく答えが返ってくるはずがない。

共創する上で大事なポイントは、企業側が新製品やサービスの基本コンセプトを提示すること。企業側が最も大事な基本的なデザインを提示すること。

お膳立てが整ったところで、初めて人は共創のプロセスに参加する。共創による新製品開発は、「良」を「優良」にする効果があるが、最初に平凡なアイデアしか出せない企業では、決して成功しない。

顧客がワクワクする、社会に貢献する、自尊心が満たされる等が共創を成功させる必要条件である。

モーニング娘。を生んだ、ハロー!プロジェクトも共創の成功例かもしれない。


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