CRMとは【customer relationship management】

読み方:しー・あーる・えむ

CRMとは、IT(情報システム)を駆使して常連客をたくさん創り、長期的な信頼関係を元に、企業と常連客の双方にとってメリットが最大化されるように試行錯誤するマーケティング手法。

富山の薬売り(置き薬商法)はCRMの原点ともいえる。置き薬商法は、薬屋さんと常連客との間に長期的な信頼関係がないと成立しない。これは、マーケティング上の小手先の工夫ではなく、業者の屋台骨を支える戦略的な取り組みである。

CRMは、商品・サービス自体での差別化が困難な業界・企業にとって特に役立つ。

【それ自体での差別化が困難な商品の例】
 薬、本・CD、ゲーム、旅行、酒、タバコ、印刷物、PC

例えば、頭痛薬なんて、製造元が同じならどの小売業者から買っても効能は同じである。同様に、本や旅行商品も基本的には、どこで買っても大差ない。

だからこそ、売り手は競合との差別化を打ち出すために、「売り方」を工夫してお得意様に自社をアピールする。

ネット書店のアマゾンは、世界を代表するCRMの成功例である。

いわゆる『一見さんお断り』の隠れ家的なお店もITを使わないCRMの成功例である。日本に古くから存在する商売方法には、CRMの原点が豊富に詰まっている。

常連客と末永く信頼関係を築くためのあらゆる企業活動はCRMである。週末起業家のレベルでも、メルマガやニュースレターを定期発行する。

ステップメールで段階的に有益な情報を提供する。常連客だけが参加できるコミュニティを創り、商品開発プロセスに常連客を関与させる「共創」を行うなど、様々な手法がある。


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