読み方:かこいこみ
囲い込みとは、自社の顧客が他社に逃げないようにするためのマーケティング上の各種試み。航空会社のマイルや家電量販店のポイントカードは、顧客を囲い込む代表例である。
顧客を囲い込むには、4つの基本原則がある。
・わざと内容を難しくして、顧客を煙に巻く ・他社に乗り換えるコストをうんと高くする ・継続するほど、よりお得になる仕組みを設ける ・顧客と親密な人間関係を創り、利害関係を超えた付き合いをする
前者の2原則は、意地悪な発想。後者の2原則は、顧客視点の発想。
今の時代、本気で「顧客の囲い込み」を口にする企業があれば、頭が3年から5年遅れていると思って間違いない。なぜなら、顧客の立場からすれば、特定企業に囲い込まれたいなんて思うはずがない。むしろ、個人情報を悪用されないかなど、迷惑な側面が大きい。
週末起業家なら、なおさら顧客の囲い込みなど考えないほうが良い。ブランドもなく、お金も体力もない個人事業のレベルでは、顧客を無理矢理に囲い込むなんて、絶対にできやしない。
これからは、脱「囲い込み戦略」が求められる。いや、既にそれが常識である。
「囲い込み戦略」から、意地悪な発想を取り除いた新しいマーケティング戦略を「公平で開放的なパートナーシップ戦略」と呼ぶことにする。これは、私の造語である。
あなたなら、どんな囲い込み戦略が可能か。そして、どんな「公平で開放的なパートナーシップ戦略」が可能か。
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